庭木にヒメシャラを植えてみよう!シャラの木との違いも解説

庭木にヒメシャラ 植物図鑑

ヒメシャラという木を知っていますか?

幹の色が美しく、日本三大美幹のひとつです。

そんなヒメシャラが庭に植わっていたらリビングからの眺めが素敵になるのは間違いない!!

ってことでお休みの日に家族で植えてみました。

庭木としてヒメシャラを植えてみよう

ヒメシャラの幹は樹皮が薄く滑らかで赤みが掛かった幹は葉のない冬の時期も楽しめます。

九州原産で生育できる土地は関東以南。

しかし、私が住む長野県は関東より北にあたり真冬も氷点下を下ります。

そんな土地でヒメシャラを生育できるのでしょうか?

答えはYes!です。今は昔に比べて気候が温かくなったので真冬の長野県でも育てることが可能だそうです。(植木屋さん情報)

ということでヒメシャラを植えてみましょう!

ヒメシャラの基本情報

名前・・・ヒメシャラ(姫沙羅)

科名・・・ツバキ科ナツツバキ属

種目・・・落葉広葉樹 中高木

樹高・・・1.5~5m(一般的に利用される高さ)

ヒメシャラとシャラの木(ナツツバキ)の違い

ヒメシャラはシャラの木(ナツツバキ)の近縁種で花と葉の大きさは小ぶりだけど木は高木となる。

ナツツバキ・・・花の大きさ5~7cm、木の高さ6~15m

ヒメシャラ・・・花の大きさ2~3Cm、木の高さ10~15m

ヒメというのは花と葉っぱの大きさが小さいからで、木の高さは「ヒメ」ではなく、むしろナツツバキより大きく育つ。

もしかしたら花や葉を小さくし、その分のエネルギーが木の大きさへ行ったのかもしれませんね。

ヒメシャラを植える

植えるヒメシャラは70cmのポット苗です。ホントは人の高さくらいあるヒメシャラを植えたかったのですが、予算の都合もあって70cmの苗となりました。苗は近所の園芸店で1,600円で購入。

ちなみに人の大きさくらいある株は5,000円~10,000円ぐらいの金額でした。株の中にもいくつかの木を合わせて一つの株にしてあるものと一つの株から何本も枝が出てるものとで値段が違いました。

ヒメシャラを植える場所

植える場所は出来れば午前中に日が当たって午後陰る場所がいいのですが、うちの立地的に東側に住宅があるので植えられたとしても西側(半日陰)です。ですがそこも他の木が植わっていて植えるスペースがありませんし、なによりリビングから見える位置がいいので南西側に植えました。

ヒメシャラを植える時期

真夏の暑い時期や真冬の寒い時期を除けばいつでも大丈夫らしい。夏と冬を除くとなると春と秋ってことになりますが。春は3月~6月。秋は9月~11月という感じでしょうか。

ヒメシャラを植える用土

ヒメシャラを植えるために必要な土は赤玉土3/4に腐葉土1/4。

必要な道具

軍手

スコップ

シャベル

植える手順

①使わない鉢やバケツに赤玉土と腐葉土を入れて混ぜて置く

②苗の大きさより一回り大きな穴を掘ります(深さは苗の高さの1.5倍)

このとき、石がゴロゴロ入っていて掘り進められない場合はその深さまでで大丈夫。土を入れちゃいましょう。

③混ぜた赤玉土を掘った穴に深さ5cmぐらいに敷く

赤玉土を注ぐ

④植えるヒメシャラの苗をポットから土ごと抜いて、穴の中に置く

ヒメシャラポットから抜く

⑤苗の周りに土を注いでいく。苗が穴から飛び出していたらその上にどんどん土をかぶせてこんもりお山にする。

⑥一番上に腐葉土をかぶせ、しっかり根が張るように両手でギュッと押す。

腐葉土をかぶせる

⑦周りに下草を植える。

下草植える

下草を植えるのはなぜか?

今回は下草にバコパを植えました。なぜ下草を植えるかというと、根っこ付近に直接日光が当たり、木が弱るのを防ぐためと土を乾きにくくするためです。

バコパは花が可愛らしくて園芸店で勢いで購入したのですが下草として植えるなら夏の西日にあたっても大丈夫な植物を植えるといいですよね。

水やりの頻度

地植えなので頻繁な水やりは必要ないですが最初のうちは土の表面が乾いてきたら水をあげるといいです。夏場は気温が下がった夕方に水を撒いてあげると植物も喜びます。その際、1か所3秒くらい水をかけ続けるとちょうどいいですよ!「い~ち、に~、さん」です(あ!これは掛け声です)

ヒメシャラを植えよう!まとめ

ヒメシャラを植えてみてうちの庭も少し映えた感じがします!ばえるってやつ。

木自体はまだ小さくて日陰にはならないけどヒメシャラが風にあたってそよそよしている姿を見ただけでも夏の暑さを和らげます。

みなさんもぜひヒメシャラを植えてみてくださーい(/・ω・)/

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