
このあいだ スーパーでハイビスカスティーをみつけたの。家に帰ってお湯を注いでみたらすごくきれいなルビー色で氣分がふわっとなりました♡

ハイビスカスティーは夏にぴったりなお茶だからいいもの買ったやんな!

そうなんですね。薬膳的にどんな効能があるんでしょう・・・・?
🌺 ハイビスカスティーの薬膳的効能
1. 清熱解毒(熱を冷まし、毒を排出)
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ハイビスカスは性質的に「涼性(体を冷やす)」で、身体の余分な熱を冷まします。
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夏バテや喉の渇き、ほてりに効果的。
2. 養肝(肝を養う)
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肝の働きを助け、情緒不安定やイライラの改善に役立ちます。
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特に「気滞(きたい)」によるストレスや生理前の不調に効果的。
3. 利尿作用・むくみ解消
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身体の余分な水分を排出し、むくみの軽減に。
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薬膳では「水湿(すいしつ)」を取り除く働きがあるとされます。
4. 血行促進・美容効果
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ビタミンCやクエン酸が豊富で、血の巡りを良くし「血瘀(けつお)」の改善に寄与。
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美肌、疲労回復にも◎。
5. 消化促進・胃の働きを助ける
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酸味により唾液や胃酸の分泌を促し、消化を助けます。
⚠️ 注意点
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体が冷えやすい人、胃腸が弱い人は飲み過ぎに注意。
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酸味が強いため、空腹時に大量に飲むのは避けるのが無難。
🌺 ハイビスカスティーの基本の淹れ方
材料:
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乾燥ハイビスカス(ローゼル)小さじ1〜2(約2g)
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熱湯 約200〜300ml
作り方:
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ティーポットまたはカップにハイビスカスを入れる。
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熱湯を注ぎ、3〜5分蒸らす(濃さは好みで調整)。
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茶こしでこして完成。
🍯 美味しく飲むためのアレンジ5選
① ハチミツや黒糖を加える(酸味がまろやかに)
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酸味が苦手な方におすすめ。
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美容・疲労回復効果もアップ。
② レモングラスやミントをブレンド(爽やかな風味に)
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夏にぴったりの清涼感。
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消化促進にも効果あり。
③ ローズヒップと合わせる(ビタミンCたっぷり美容ブレンド)
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ハイビスカスとの相性抜群。
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肌荒れ・風邪予防にも◎。
④ ドライフルーツやスパイスを加える(薬膳風アレンジ)
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例:陳皮(みかんの皮)、クコの実、生姜など。
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身体の冷えが気になる方にも。
⑤ アイスティーにする(夏向け・さっぱり系)
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濃いめに淹れて、氷をたっぷり入れて冷やす。
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ミントや柑橘を添えると◎。
☕ 飲むタイミングのおすすめ
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朝・昼がベスト:酸味と利尿作用があるため、夜は控えめに。
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食後やおやつ時に:消化を助ける効果もあります。
🍯 酸味が苦手な人向けハイビスカスティーレシピ3選

ハイビスカスティーって酸っぱいからちょっと・・・っていう人もいるかもです・・・

そんな人のためのレシピも紹介するやんな
① 【まろやかブレンド】ハチミツミルクハイビスカスティー
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酸味を和らげ、ほんのり甘くてまろやかな味わいに。
材料:
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ハイビスカス(乾燥)小さじ1
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熱湯 200ml
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牛乳 or 豆乳 50〜100ml(お好みで)
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ハチミツ 小さじ1〜2
作り方:
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ハイビスカスを熱湯で3〜4分抽出。
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茶こしでこした後、ハチミツを加える。
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最後に温めたミルクを加えてよく混ぜる。
☝ ミルクを加えることで酸味がぐっとマイルドになります(ただし分離しやすいので豆乳がおすすめ)。
② 【やさしい甘酸っぱさ】アップル&ハイビスカスブレンド
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りんごの甘みで飲みやすく、子どもにも◎
材料:
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ハイビスカス 小さじ1
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ドライアップル or りんごチップス ひとつかみ
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熱湯 250ml
作り方:
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ハイビスカスとアップルを一緒にポットに入れ、熱湯を注ぐ。
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5分蒸らしてからこす。
☕ フルーティーで酸味が気にならない、人気のブレンドです。
③ 【漢方風】紅棗(なつめ)とクコの実ブレンド
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ハイビスカスの酸味をまろやかな甘味と滋養で包みます。
材料:
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ハイビスカス 小さじ1
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紅棗(なつめ)2〜3個(スライスしてもOK)
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クコの実 小さじ1
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熱湯 300ml
作り方:
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すべての材料をポットに入れ、熱湯を注ぐ。
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5〜7分蒸らしてから飲む。
☯ やさしい甘みと滋養強壮効果があり、特に女性に人気です。
✅ 酸味を和らげるポイントまとめ
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甘み(ハチミツ・ドライフルーツ・黒糖)を加える
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ブレンド素材に甘味や香りのあるもの(アップル、ナツメ、ミルク)を選ぶ
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濃く出しすぎないよう抽出時間を短めにする