
昨年、お庭にマロウを植えたら今年も葉っぱが たくさん
出てきて花が咲いたの♡

それじゃあハーブティーとして使ってみたらいいやんな

ハーブとしての効能があるなんて驚きです~
マロウってどんなハーブ?種類もあるの?
マロウ(Mallow)は、アオイ科の植物で、ハーブとしては主に「コモンマロウ(Common Mallow)」和名ではウスベニアオイと言われます。マロウは古くから民間療法に用いられており、さまざまな効能があります。
草丈は60㎝~80㎝くらいになり、耐寒性多年草です。
近縁種にムスクマロウ、マーシュマロウがあります。
花言葉は「柔和な心」ピンクのかわいらしい花は花言葉のとおり こころ を和らげてくれそうですよね。
🌿 マロウの主な効能
効能 | 説明 |
---|---|
喉や気道の保護 | 粘液質を多く含み、喉の炎症や咳、気管支の不調にやさしく作用します。乾燥した咳に特に有効です。 |
消化器系のサポート | 胃や腸の粘膜を保護し、胃炎や腸の不快感をやわらげます。 |
利尿作用 | 体内の余分な水分や老廃物の排出を助け、むくみ対策に役立ちます。 |
抗炎症作用 | 体内外の炎症をやわらげる効果があります。外用として肌の炎症にも利用されます。 |
美肌効果 | 抗酸化作用と保湿効果があり、スキンケアや美容ティーとしても人気です。 |
リラックス効果 | 鎮静作用があり、不安や緊張を和らげるのに役立ちます。 |
マロウのハーブティはマジックのよう?レモンを加えると・・・
乾燥させたマロウにお湯を注ぐと青紫色になり、レモンなど酸を加えるとピンク色に変化する、美しく、楽しめる魔法のようなハーブティーです。
-
香りや味は比較的マイルドで、ブレンドティーにもよく使われます。
きのこなぜマロウのハーブティにレモンを加えるとピンク色になるのでしょう?

マロウに含まれるアントシアニンという成分はレモンを加えることで㏗が下がりピンク色に変化したやんな。酸性に傾いたってことやんな。
アントシアニンはpHに敏感で、pHによって異なる構造をとるんや。pHが酸性(<3)だとフラビリウムカチオン(ピンク/赤)、中性付近ではキノノイド基(青/紫)、アルカリ性になるとアニオンやカルコン形態(緑/黄色)に変化します。レモンジュースの酸 (pH 2) が加わると、pHが下がり、平衡がフラビリウムカチオンに移行してピンク色になります。
☕ マロウの飲み方・使い方
マロウはハーブティー(浸剤)や喉の不調に対してのうがい薬、:肌トラブルには冷ました抽出液を湿布として使うこともあります。
基本のマロウティー(1杯分)
材料 | 分量の目安 |
---|---|
乾燥マロウ(花びら) | ティースプーン山盛り1杯(約1 g) |
熱湯(80〜90 °C) | 200 mL |
※「青紫の発色をきれいに出す」ことが目的なら、沸騰後 1 分ほど置いて少しだけ温度を下げた湯を使うと色が安定します。
マロウのハーブとしての効能、使い方まとめ
マロウはアントシアニンを含むハーブティなので目にもやさしいハーブです。
また粘膜質という成分により胃や腸の粘膜を整えてくれる作用も期待できます。
ただし、
-
妊娠中の大量摂取は避けたほうが良いとされています(念のため医師に相談)。
-
他の薬と併用する際には、吸収を妨げる可能性があるので注意が必要。

適度な量を飲むことにしましょうね