『ザ・ロイヤルファミリー』第1話 感想|競馬×人間ドラマが生む重厚なスタート!
公開日:2025年10月 /
イントロダクション
話題の新ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』がついに放送スタートしました!
第1話は、競馬界という熱くも厳しい世界を背景に、「信頼」「再生」「家族の絆」を描いた導入回。
妻夫木聡さん演じる栗須栄治の葛藤や、馬たちのドラマがすでに深い余韻を残しました。
第1話のあらすじ(ネタバレ注意)
経営不振の会社を抱え、夢を諦めかけていた栗須栄治。
そんな彼の前に現れたのは、伝説の馬主・山王耕造(役所広司)。
栄治は彼の誘いをきっかけに、再び競馬の世界へと足を踏み入れることになります。
馬の命をどう扱うか、人を信じるとは何か──。
ビジネスと情熱が交錯する中で、栄治は“人に賭ける”という新たな信念を見出していくのでした。
印象的だったポイント
1. 主人公の葛藤と再生
妻夫木聡さんの演技がとにかく繊細。
挫折から立ち上がる姿に、どこか現代のサラリーマンの姿が重なります。
“人に賭ける”というセリフが物語の核として強く響きました。
2. 競馬シーンの迫力
レース場面はスピード感満点で、臨場感たっぷり。
一部でCG感が気になるという声もありましたが、映像のダイナミズムはさすが。
音楽の盛り上げ方も非常に上手く、心拍数が上がる瞬間でした。
3. 登場人物の人間模様
加奈子との再会、社内の不正、そして馬を巡る選択──。
初回から複数のドラマが動き出し、今後の展開に期待が高まります。
とくに役所広司さん演じる山王の存在感が圧倒的で、彼の言葉ひとつひとつに重みがあります。
気になった点
- 登場人物が多く、関係性が少し複雑に感じる部分があった
- レースシーンの合成感が一部気になった
とはいえ、これらは“導入回”ゆえの情報量の多さ。