せいろは、野菜やお肉をふっくら美味しく蒸せる人気の調理器具。
しかし「洗っていいの?」「カビが心配…」と、お手入れ方法に悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、せいろを傷めず、清潔に保つ正しい洗い方と、カビやにおいを防ぐコツをわかりやすく解説します。
せいろは基本「洗ってOK」
結論から言うと、せいろは洗って大丈夫です。
ただし、洗い方を間違えると、黒ずみ・カビ・ひび割れの原因になるため注意が必要です。
- 洗剤は使っていい?
- どのタイミングで洗う?
- 乾かし方は?
これらを順番に見ていきましょう。
せいろの正しい洗い方【基本編】
① 使用後すぐにぬるま湯で洗う
せいろは、使い終わったらできるだけ早く洗うのが基本です。
乾いてしまうと、食材のにおいや汚れが残りやすくなります。
- ぬるま湯で全体をさっと流す
- 内側・外側ともに軽くすすぐ
ゴシゴシ洗いは不要です。
② 汚れが気になる場合はタワシで軽く
油分や食材カスが残っている場合は、柔らかめのタワシやブラシを使って軽くこすります。
洗剤は基本不要ですが、どうしても油汚れが気になる場合は、
無香料・無着色の中性洗剤をほんの少量だけ使ってもOKです。

せいろのめんどくさいを解決するのは「クッキングシート」
③ 洗剤を使った場合はしっかりすすぐ
洗剤を使った場合は、ぬめりや香りが残らないよう丁寧にすすぐことが大切です。
絶対にNGな洗い方
- ❌ 長時間水に浸ける
- ❌ 食洗機・乾燥機に入れる
- ❌ 漂白剤や強い洗剤を使う
- ❌ 金属タワシで強くこする
これらは、変形・ひび割れ・カビの原因になります。
せいろの正しい乾かし方【カビ防止の重要ポイント】

① 水気をしっかり切る
洗い終わったら、軽く振って水気を落とし、
清潔な布巾やキッチンペーパーで表面の水分を拭き取ります。
② 風通しの良い場所で陰干し
直射日光は避け、風通しの良い場所で完全に乾かすのがポイントです。
- 立てかけて置く
- 上下を分けて乾かす
少しでも湿気が残るとカビの原因になるため、完全乾燥を意識しましょう。
におい・カビが出てしまったときの対処法
軽いにおいの場合
ぬるま湯で洗ったあと、しっかり乾燥させるだけで改善することが多いです。
カビが出てしまった場合
表面にうっすら白いカビが出た程度であれば、
タワシで軽くこすり落とし、熱湯を回しかけてから完全乾燥で再使用できます。
黒カビや深く染み込んだ場合は、無理に使わず買い替えも検討しましょう。
せいろを長持ちさせるためのコツ
- 使用前にさっと水で濡らす(におい移り防止)
- 調理時はクッキングシートや蒸し布を活用
- 定期的に使う(使わなさすぎもカビの原因)
正しい洗い方と乾燥を心がければ、せいろは何年も使える道具です。
まとめ|せいろは「優しく洗って、しっかり乾かす」
せいろのお手入れで一番大切なのは、
- ゴシゴシ洗わない
- 長時間水に浸けない
- 完全に乾かす
この3点だけ。
正しい洗い方で、せいろ蒸しのある暮らしを長く楽しみましょう。
