女性のひとりエッチはおかしくない?性欲の変化と「自分の身体を知る」ということ

女性のひとりエッチはおかしくない 美容

「最近、なんだか性欲が強くなった気がする」

「ひとりエッチをする私は、変なのかな?」

「彼氏や夫がいるのに、ひとりでしたくなるのはおかしい?」

「逆に、まったく性欲がないけれど大丈夫?」

女性にとって、性欲やひとりエッチの話は、なかなか人には相談しにくいものです。

友達にも言えない。

家族にはもちろん言えない。

病院に行くほどなのかも分からない。

だからこそ、「私だけなのかな」と一人で悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。

でも、性欲は「ある・ない」の二択ではありません。

年齢、ホルモン、体調、ストレス、恋愛、睡眠、生活環境など、さまざまなものによって変化するものです。

そして、ひとりエッチも、それだけで「おかしいこと」と考える必要はありません。

この記事では、女性の性欲とひとりエッチについて、できるだけ自然体で考えてみたいと思います。


女性にも「性欲」があるのは当たり前

女性の性欲というと、

「男性ほど強くないもの」

「若いときだけあるもの」

「恋人がいる人が持つもの」

というイメージを持っている人もいるかもしれません。

でも実際には、女性の性欲にも大きな個人差があります。

性欲が強い人もいれば、ほとんど感じない人もいます。

20代の頃はあまり性欲がなかったのに、30代や40代になってから変化を感じる人もいるでしょう。

反対に、以前は性欲があったのに、仕事や育児、ストレス、睡眠不足などをきっかけに気持ちが向かなくなることもあります。

つまり、

「私は女性なのに性欲が強い」

ということも、

「私は女性なのに性欲がない」

ということも、それだけで異常とは言えません。

日本女性心身医学会も、女性の性機能には身体的要因だけでなく精神的な要因など、さまざまな要因が関係すると説明しています。

性欲は、単純に「性ホルモンだけ」で決まるものではないのです。


ひとりエッチをする女性は珍しくない

「女性がひとりエッチをするのは恥ずかしい」

そんな感覚を持っている人もいるでしょう。

しかし、マスターベーションは女性にもみられる行動です。

日本人女性を対象とした研究でも、青年期女性の調査において、回答者の41.2%がマスターベーションの経験があると報告されています。

もちろん、この数字だけで「女性の何%がする」と断定することはできません。

年齢や調査対象によって結果は変わります。

大切なのは、

「自分だけがおかしいのでは?」と思ってしまう必要はない

ということです。

ひとりエッチは、誰かに愛されているかどうかとも別の話です。

恋人がいてもする人はいます。

結婚していてもする人はいます。

恋人がいなくてもする人はいます。

そして、まったくしない人もいます。

どれが正解というものではありません。


「したい」と思うこと自体を悪者にしなくていい

性欲が湧いたとき、

「こんなことを考える私はおかしい」

「もっと我慢しなくちゃ」

「女性なのだから、そんなに欲が強いのは恥ずかしい」

と、自分を責めてしまうことがあります。

でも、欲求そのものと、それをどう扱うかは別の問題です。

お腹が空く。

眠くなる。

誰かに会いたくなる。

一人になりたくなる。

抱きしめてほしくなる。

そして、性的な欲求を感じる。

人間にはいろいろな欲求があります。

だから、性欲だけを特別に「汚いもの」として扱わなくてもいいのではないでしょうか。

参考にしたnoteでも、「自分の内側から湧いてくる欲求」や「身体感覚を否定しない」という視点が繰り返し語られています。

これは、性欲について考えるときにも大切な視点です。

「私は今、何を感じているんだろう?」

そうやって自分の身体と心を観察してみる。

それだけでも、自分自身への理解は少しずつ変わっていきます。


ひとりエッチは「自分の身体を知る時間」と考えることもできる

パートナーとの性生活では、

「相手がどう感じるか」

「相手を満足させられるか」

ということを考えがちです。

でも、自分自身が何を心地よいと感じるのかを知らなければ、それを相手に伝えることも難しくなります。

その意味では、ひとりで自分の身体と向き合うことを、

「自分の身体を知るための時間」

と考えることもできます。

自分はどんなときにリラックスするのか。

どんなときに気分が乗らないのか。

身体が疲れているときはどうなのか。

心が穏やかなときはどうなのか。

こうした自分自身の感覚を知っておくことは、パートナーとのコミュニケーションにもつながります。

日本性科学会の資料でも、マスターベーションを通して自分が心地よいこと・不快なことを認識し、それをパートナーに伝えることの意義について触れられています。


40代になると「性欲が変わった」と感じる人も

30代、40代、50代と年齢を重ねるにつれて、

「昔と性欲が違う」

と感じる女性もいます。

特に更年期前後では、身体の変化を感じる人も少なくありません。

女性ホルモンの変化によって、腟の乾燥や性交時の痛みなどが起こることがあります。

こうした症状は、性生活だけではなく日常生活の質にも影響する場合があります。

だからこそ、

「年齢だから仕方ない」

と全部を我慢してしまう必要はありません。

性欲そのものだけではなく、

「触れられることが嫌になった」

「性交痛がある」

「乾燥が気になる」

「以前と違って身体が反応しない」

など、身体に変化を感じた場合は、婦人科などで相談してもいいのです。

性の悩みも、女性の健康の一部です。

厚生労働省も、女性が生涯を通じて健康で充実した生活を送るための女性の健康支援を進めています。


「性欲が強くなった」ことにも理由があるかもしれない

逆に、

「40代になってから性欲が強くなった気がする」

という人もいます。

これも、必ずしもおかしなことではありません。

恋愛をしている。

好きな人ができた。

ストレスが減った。

自分の時間が増えた。

身体のことを以前より意識するようになった。

こうした生活環境や心理的な変化が、性的な欲求の感じ方に影響することもあります。

性欲は「年齢が上がれば必ず下がる」という単純なものではありません。

むしろ年齢を重ねたことで、

「私は本当はこういうことが好きだったんだ」

と自分の気持ちに気づく人もいるでしょう。

これまで仕事や子育てを優先して、自分のことを後回しにしてきた女性にとっては、自分自身に目を向ける時間が増えることもあります。


性欲が「ない」ことも悪いことではない

ここまで読むと、

「じゃあ、性欲があるほうが健康なの?」

と思うかもしれません。

もちろん、そうではありません。

性欲が弱い人もいます。

しばらく性欲を感じない人もいます。

性的なことに興味がない人もいます。

そして、それによって本人が困っていないのであれば、必ずしも問題とは限りません。

大切なのは、

「周りと比べてどうか」ではなく、「自分自身が困っているか」

という視点です。

ただし、急に性欲がなくなった、身体的な痛みがある、強いストレスや気分の落ち込みを伴っているなどの場合には、身体や心の状態を確認する意味でも医療機関に相談してみる価値があります。

女性の性機能の問題には、ホルモン、身体疾患、心理的要因など複数の原因が関係することがあります。


「ひとりエッチの回数」に正解はある?

これもよくある疑問です。

「週に何回なら普通?」

「毎日するのは多い?」

「月に1回は少ない?」

実は、万人に当てはまる「正常な回数」というものを決めるのは難しいでしょう。

毎日したい人もいれば、年に数回という人もいます。

重要なのは回数ではなく、

生活に支障が出ていないか

ということです。

睡眠を削ってしまう。

仕事や家事ができない。

やめたいと思っているのにコントロールできない。

身体に痛みや傷がある。

そんな状態なら、一度立ち止まってみる必要があります。

東京都の性と健康に関する情報でも、マスターベーションについて「やめられない」と悩むケースが紹介されています。

「すること」自体を問題にするのではなく、本人が困っているかどうかを見ることが大切です。


性欲は「生命力」の一部なのかもしれない

性欲について考えるとき、どうしても「性行為」だけをイメージしてしまいます。

でも、もっと広く考えてみてもいいのではないでしょうか。

誰かを好きになる。

きれいになりたいと思う。

身体を大切にしたくなる。

好きな服を着たいと思う。

誰かと触れ合いたいと思う。

恋をしたいと思う。

もっと人生を楽しみたいと思う。

こうした「生きたい」「感じたい」という気持ちとも、性欲は無関係ではありません。

だからこそ、自分の性欲をただ抑え込むのではなく、

「私は今、何を求めているんだろう?」

と考えてみる。

もしかしたら、性的な欲求の奥に、

「誰かに愛されたい」

「女性として見てほしい」

「もっと自分を大切にしたい」

「毎日を楽しみたい」

という別の気持ちが隠れていることもあります。


ひとりの時間だからこそ、自分の本音が見える

忙しい毎日を送っていると、自分の身体の声を聞く時間は意外とありません。

仕事。

家事。

育児。

人間関係。

スマートフォン。

SNS。

やるべきこと。

気がつけば、自分のために使える時間がほとんどない。

そんな毎日の中で、一人になったときにふと身体の感覚に気づくことがあります。

「今日は疲れている」

「誰かに触れてほしい」

「一人で静かに過ごしたい」

「恋愛したい」

「もっと自分を好きになりたい」

身体は、頭で考えるより先に何かを教えてくれているのかもしれません。

性欲も、そのひとつとして捉えてみてはいかがでしょうか。


「私だけ?」と思ったときに思い出してほしいこと

女性の性欲には、正解がありません。

強いから良い。

弱いから悪い。

ひとりエッチをするから変。

しないから正常。

そんな単純なものではないのです。

大切なのは、自分の身体と心を嫌いにならないこと。

そして、自分の感じていることを「こんなことを考えるなんて」と否定しないことです。

もちろん、身体に痛みがある場合や、性欲の変化によって生活や人間関係に大きな支障が出ている場合には、専門家に相談して大丈夫です。

性の悩みは、恥ずかしい悩みではありません。

女性の身体と心の健康に関わる、大切なテーマです。


最後に――もっと自分の身体を好きになるために

ひとりエッチについて調べているあなたは、もしかすると「性欲について知りたい」のではなく、

「私はこのままでいいのかな?」

と、自分自身について知りたいのかもしれません。

性欲がある。

性欲がない。

恋をしたい。

恋愛したくない。

誰かに触れてほしい。

一人でいたい。

どれも、その時々の自分の身体と心が出しているサインです。

だから、まずは否定しなくていい。

「今の私は、こう感じているんだな」

と気づいてあげる。

それだけでも十分です。

そして、もし少しずつ自分の身体を大切にしたいと思ったなら、睡眠をとること、身体を動かすこと、ストレスを減らすこと、食事を整えること、そして自分だけの時間を持つことから始めてもいいでしょう。

性欲は、人生のすべてではありません。

でも、自分の身体を知り、自分の気持ちに気づくための入り口になることはあります。

誰かの「普通」に合わせなくていい。

年齢を重ねても、自分の身体を好きでいていい。

「私はどうしたい?」

その問いを、自分自身にそっと投げかけてみる。

もしかするとそこから、恋愛だけではなく、これからの人生そのものが少し変わっていくのかもしれません。

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